ヨガアライアンスの新型コロナウイルスの特別措置




国際的なヨガ資格を発行するヨガアライアンス(本部:アメリカ・バージニア州・アーリントン)は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い、ヨガ指導者を養成するティーチャートレーニングのオンライン学習を認める特別措置をヨガアライアンス認定校に対して発表しました。感染を予防するために「社会活動で距離を取る」ことが求められる中、オンライン学習が可能になったことで安全にティーチャートレーニングを継続できるようになります。(特別措置の期間は、ヨガアライアンスのサイトで確認してください)。
https://yourya.org/

ヨガアライアンス、ヨガアライアンス認定校について

今回の特別措置を発表したヨガアライアンスは、ヨガインストラクター資格のRYT(Registered Yoga Teacher)などを発行し、世界100ヵ国以上に約80,000人の登録者がいる最も権威あるヨガ資格発行団体です。日本でヨガアライアンスに登録しているRYS(Registered Yoga School)と呼ばれるヨガスクールは約160校あり、この認定校が提供するプログラムを修了した人にRYT資格が発行されます。2020年、ヨガアライアンスはヨガ資格の質を高めるために、カリキュラムの内容などを改正し新スタンダードを導入しました。

オンライン学習を認めた特別措置の詳細

新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中、集団感染を防ぐためスポーツクラブの臨時休業などが増え、ヨガスクールも例外ではありません。安全かつ対面と変わらない質の講義を提供したいという多くのヨガスクールの要望を受け、オンラインによる遠隔学習を期間限定で許可する特別措置を発表しました。現在、RYS200の新スタンダードでは一部の講義でオンライン学習が行われていますが、RYS300およびRYS500、そして新スタンダードに登録していないRYS200に関してはオンライン学習を認めない従来のスタンダードを適用しています。それが今回の特別措置により、全講義でオンライン学習が認められることになりました。

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